giraphantのブログ

全ては豊かな人生を送るために

生後7週目で始めたネンネトレーニングとその効果

ネントレを始めるきっかけ

2歳半の息子(通称、ティノ)は普段から就寝時間が遅く、だいたい22時~23時くらいに寝ます。

そして0歳の娘(通称、トリー)は当時、22時~2時くらいが魔の時間で、授乳してもベッドに置くと泣く。抱っこして寝てもベッドに置いたら泣く。

そのため、私が寝れるのは1時や2時。

 

寝るのが遅くなるのも辛いのですが、二人同時の寝かしつけがとにかく辛い。

大抵22時は…寝室に持ってきた玩具で一緒に遊んでほしいティノ(しかも遊びに夢中になってよく大声を出す)と横で大泣きしているトリー。
二人を早く寝かしつけなくては、と焦る私。

 

トリーの対応を優先し、トリーを抱っこするとティノも「僕も抱っこしたい!」と言って寝ません。

トリーに授乳し始めると、ティノも「僕もおっぱいあげたい!」と言っておもむろに自分のおっぱいを出そうとします。

 

かといって、ティノに我慢させてトリーばかり構ってしまい、ティノが嫉妬して赤ちゃん返りなんてしたら、もっと大変。

 

逆にティノを先に寝かしつけようとすると、トリーがずっと大泣き。これにはトリーが可哀想に思えて私の心が痛む。。。

 

こうした日々が何日か続いて辛くなった私は、ネントレの存在を思い出しました。

 

「そうだ、ネントレしよう!」

 

そう。それはティノが生まれる時に先輩から頂いた本。先輩はこの本でネントレしてから育児がかなり楽になったんだとか。

 

ティノはよく寝る子だったので、この本の出番はなかったのですが、やっとこの本に頼る時が来ました!

  

 

 

 

ネントレのカスタマイズ

 実はこの本、ティノが生まれる前に1回読んでいたのですが、「大変そうなのであまりやりたくないな」という印象でした。

 

何が大変って、授乳、就寝、お風呂などが分単位で指定されています。おまけに「片乳からX mlのミルクをあげて」とか「片方のおっぱいが空になったら…」などと書かれています。

ティノを母乳で育てた経験からして、片乳から何ml出ているのか、
果たしておっぱいが空になっているかなんて、自分でもよくわかりません。

 

自己中かもしれませんが、今回のネントレの一番の目的は「私が辛くなくなること」でした。なので、この本を実践して自分がつらくなったら元も子もありません。そのため今回は「自分の辛くない範囲」で試してみることに決めました。

 

そこで、カスタマイズは以下の様にしました。

  • お昼寝(朝・昼・夜)のトータル時間はできるだけ本に従う。
  • 搾乳をすると洗い物が増えて大変なので、直接授乳する。
    授乳の際は片乳だけあげる。
  • 夜はできるだけ19時台にベッドに連れていく。
  • お風呂の時間はあまり気にしない。(寝るまでに入れればOK)

 

開始1週間目の効果

開始1日目は、夜ベッドに連れていくとギャン泣き。1時間近く泣いていたかもしれません。そんなに泣かれると抱っこしたくもなる。しかしこの1時間の涙を無駄にしてはいけないと、必死にこの気持ちに耐えました。

次の日は30分くらい泣いていたかな。途中で帰ってきた夫が抱っこしようとするところを阻止。
「まだトレーニングは早いんじゃないの?」という言葉に「今までのこの子の頑張りを無駄にしないで!私も本当は抱っこしてあげたいのよ。」とイラつきながら必死に耐えました。

 

泣いている時間は徐々に短くなってきているようではありましたが、「今日はいつもより泣いているな」という日もあったり。とにかく1週間目は安定はしていなかったです。言うなれば我慢の1週間。

 

因みに、この本にはお包みの使い方(ミノムシの様に手も足も全部お包みで覆う方法)が書いてあります。

見ため的にはぐるぐる巻きにされて可哀想な感じです。それにトリー(というより赤ちゃんは皆そうかも?)はいつも手を上げて寝ているし、手をチュパチュパ吸ったりしているので、手が使えなくなったら可哀想…と、あまり積極的に試していなかったのですが、大泣きしていた時に試してみると、すぐに泣きやんで寝始めたことがあり、とても驚きました。

やはり、お腹の中で丸まって入っていたので、ミノムシスタイルは安心するのかなぁ…

 

開始1か月目の効果

そして開始1か月たった今では、ベッドに連れて行ったら静かに眠くなるまで一人遊びをしてから寝るか、もしくは5分くらい泣いたら寝ることが多くなってきました。

 5分以上泣いているときは、ゆっくりアメージンググレースの鼻歌を歌いながら、それに合わせて胸をポンポンと軽く叩いてあげると、泣き止んで寝てくれます。

 

おかげで、夜の寝かしつけが非常に楽になりました。

 

現在、夜から朝にかけてのスケジュールは以下の通りです。

18時台:ティノとトリーをお風呂に入れる

19時過ぎ:トリーに授乳して就寝。ティノと私は夕食。

21時半:ティノと私は寝室に。22時半までには就寝。

1~3時のどこか:トリーの授乳①

4~6時のどこか:トリーの授乳②

8時:起床

 

22時頃にティノが寝る関係で、本の指示とは異なり、夜に起こしての授乳はしていません。そのため夜中と朝方に1回ずつ授乳しており、その時間もまちまちですが、目的である「私が辛くなくなること」は達成しました!

 

成功のカギは以下の様に考えています。 

  • 昼は寝かせすぎない。
  • 寝るときはいつも真っ暗にして、暫く遠くから見守る
  • 授乳は3~4時間、間隔をあける
    (授乳の間隔が安定すると、泣いている理由がわかるようになる)

 

因みに、寝ているかの確認はこれを使っています。

 

  

家からのみ使えるタイプです。

世の中には外出先からも使えるタイプもありますが、我が家ではお手伝いさんに子守をお願いすることは想定していませんし、誰かにハッキングされて、家の中を覗かれたりするリスクがあるので、家からのみ使えるタイプにしました。

 

ただ今は以下の最新バージョンがでているようなので、こちらを買った方が良さそうですね。

 

 

(おまけ)昼に寝かせすぎないためのツール

 昼に寝かせすぎると夜寝なくなるよ、と言うのがこの本の訓えの一つ。確かにネントレを始める前は昼寝かせすぎたかもしれないと、反省しました。

 

我が家では起きているとき、このバウンサーに乗せていましたが…丸みを帯びていて心地よいのでしょうか?このバウンサーだとすぐ寝てしまうんですよね。

 

 

ご機嫌よく起きててほしいなーと言うことで、以下を買いました。

 

 

 ベビービョルンのバウンサーでも寝ることもあるのですが、起きている時も、とてもご機嫌よくしていてくれます。

 

最後に

ネントレは合う子もいれば合わない子もいます。賛否もあります。初めのうちは、親も子も忍耐が必要です。

 

でも私は、ネントレをして良かったです。

もちろん「私自身が楽になったから」というのもありますが、トリーにとっても良かったのではと、思います。

 

ネントレは自分で上手に寝られるようになるための練習です。抱っこしてもらえないと、おっぱいがないと寝られない…というのは、誰かの力がないと寝られないということ。自分が寝たいときに誰の力も借りられないのは、本当に辛い状況だと思います。


もし同じように苦しんでいるママ・パパ、お子さんがいらっしゃったら、試してみることをおすすめします。そして、もし合わなかったら、すぐにやめればいいと思います。


少しでも、この記事が役に立てば…とても嬉しいです。